妊娠12週目の壁
8月10日に12週目の健診で病院を訪れました。妊娠12週目は、「安定期」に入る直前の非常に大切な時期です。妊娠初期は流産のリスクが高く、毎回の健診で赤ちゃんの成長が順調に進んでいるかどうか、ドキドキしながら結果を待つ日々が続きます。
ネットでは「12週目の壁」とも呼ばれているようですが、この12週目を過ぎると流産のリスクが大幅に減少し、赤ちゃんの発育も安定してくるとされています。
これまで、長女も次女も順調に育ってくれましたが、妻の年齢、そして次女を出産してから7ヶ月という短い期間での妊娠ということもあり、母体への負担が大きいことから、今回の12週目の壁を越えるまでの不安は特に大きなものでした。
無事に育ってくれているお腹の子に、心から感謝しています。
妻の様子
ここ最近、妻の体調があまり良くなく、特に便秘が酷くなっていて、とても辛そうにしています。また、頻尿も続いており、一定量を超えると逆に尿が出にくくなるようで、夜中も2時間おきにアラームをかけてトイレに向かうことが多く、安眠できない日々が続いています。
お腹は少しずつ出てきましたが、ゆったりとした服装をしているため、まだ周囲には妊娠が目立たない程度です。
風疹の数値(HI法)が高い
そんな中、12週の妊婦健診で、風疹の検査結果についての説明を受けました。
驚くことに、風疹の抗体値が512と非常に高い数値が出てしまい、医師からは「感染している可能性がある」と指摘を受けました。
一般には8倍未満を陰性(免疫なし)として、8倍、16倍は免疫はあるけど不十分、32〜128倍は適度な免疫があると判断されるようです。逆に256以上の数値だと最近風疹に感染した可能性があると判断されるとの事でした。
もし妊娠中に風疹に感染していた場合、赤ちゃんに深刻な影響を及ぼす可能性があるとのことで、一気に不安が募りました。
急いで次女の妊娠時の風疹抗体値を調べたところ、その時は256でした。今回の上昇から判断すると、医師は感染の可能性は低いだろうとのことでしたが、念のため再検査を行うことになりました。
2018年に結婚した際、風疹が流行していたこともあり、私たちは将来子供を授かる準備として、風疹の抗体検査を受けました。
数値が低かったため、二人ともワクチン接種を実施しています。そのため、風疹に感染する可能性は低いと考えていたので、今回の結果にはショックを受けました。
結果は陰性!
そして今日、再検査の結果が出ました。結果は陰性でした。ほっと胸を撫で下ろしました。今年は風疹が流行しているわけではないので、大丈夫だろうと考えていましたが、この2週間は非常に不安な日々でした。
しょうちなみに、感染症の発生状況は以下の国立感染症研究所のサイトから確認することができます。
子供を授かりたいと考えている方は抗体検査をお勧めします
風疹に関しては、特に免疫がない世代が存在するため、これから子供を授かりたいと考えている方は、事前に風疹の抗体値を検査し、必要であればワクチンを接種することを強くお勧めします。
また妊娠中の検査で抗体の数値が高くても慌てないでください。妻もそうでしたがワクチン接種で256や512という数字は出ることがあります。
決して日本国内に限っていえば現在流行はしていませんが、コロナも落ち着き海外からも沢山の方々が来日してしていますのでリスクはゼロではないと思います。
私たちもこの経験を通じて、妊娠中の健康管理や検査の重要性を改めて実感しました。これからも、妻とお腹の子供の健康を最優先に考え、慎重に過ごしていきたいと思います。