ピアノを始めたきっかけ
娘がピアノを始めたのは、妻が「ピアノと水泳だけは絶対にやらせたい」と言ったのがきっかけでした。ピアノは発表会があり、頑張った成果を家族に見せることで、モチベーションを上げられるからという理由です。
ちょうど近所に個人でピアノ教室を開いている方がいたので、お話を伺ってみることにしました。家から徒歩1分という近さもあり、4歳になる直前から通い始めました。毎週30分、娘は少しずつ頑張っています。初めはピアノを弾くというよりも、音楽を楽しむことからスタートしました。
昨年12月に電子ピアノを購入しましたが、最初のうちはほとんど使わずに置いてありました。我が家のピアノはカワイの電子ピアノ(CA401)。グランドピアノを買う予算や置く場所はありませんが、コンパクトで場所を取らず、色も気に入っています。本気で音楽をやりたいのであれば別ですがこれで十分だと思います。
課題曲選びに苦労
ピアノの課題曲は、ドからソまでで弾ける「ちょうちょう」に決まりました。
ソロ曲と連弾の二曲披露するのですが、娘はまだ二曲は出来ず、ソロの代わりに歌も披露することになりました。ところが、人前で歌うのが嫌な娘はなかなか曲を決めず、わがままを言うばかり。すべての曲に楽譜があるわけではないということもあり、選曲に時間がかかりました。最終的に「雪だるまつくろう」を選びましたが、実際には2曲の予定が、娘が駄々をこねた結果、1曲だけの披露となりました。
果たして間に合うのか
発表会まで残り4ヶ月の時点で、娘は全くピアノを弾けていませんでした。これ本当に間に合うの?というのが素人ながらの私の意見でした。
そこで妻がスイッチを入れ、毎朝朝食後の10分間トレーニングがスタート。
まずは右手で弾けるようにと、毎日欠かさず特訓を続けました。習慣化の効果は絶大で、2ヶ月後には右手をマスター。
因みにこの頃からは弾けることが楽しくなった様で、トイザらスなどおもちゃ屋さんでおもちゃのピアノを見つけては弾いてました、
その後、7月からは左手の練習を始め、こちらは1ヶ月でマスター。8月からはようやく両手での練習がスタートしました。
最近は次女は掴まり立ちが出来る様になり毎度邪魔されてますが気にせず頑張ってます。
発表会の衣装と服装
私はこれまでピアノ含め音楽関係の発表会には無縁の男でした。
なので発表会など行ったことがなく、何を着ていけばよいのか分からず妻に聞くと「なんでも良い」と言われました。
イメージ的にそんな事ないだろうとスーツで行くと伝えると、そんなやついないと言われました。
仕方なく間をとってカジュアルビジネスの服装を新調して行きました。結局、周囲を見渡すと、確かに何でも良い感じでした。来年はもっとラフな格好で行こうと思います。
娘の服装は少しお姫様風にしました。ネットで2,900円で購入したドレスですが、値段以上に可愛く見えました。
発表会で心配だったこと
長女は私に似てとても恥ずかしがり屋で、人前に出るのが本当に苦手です。そんな彼女が、人前で歌を歌えるのかが一番の心配でした。
リハーサルでは案の定、緊張して終始ヘラヘラしていたり、キョロキョロしながら歌っていました。
また、小さなことですが、ちゃんとお辞儀ができるかも気がかりでした。知らない人たちがいると、きちんと頭を下げることができない様子だったので、つま先を見てお辞儀をするようにと、この1週間は毎日お辞儀の練習をしました。
遂に発表会本番
まずはピアノの演奏からです。年齢順にスタートするのですが、年中組の娘はなんとトップバッター。名前を呼ばれると案の定キョロキョロしながら登場。なんとかピアノの前にたどり着きましたが、あれだけ練習したお辞儀は、残念ながらつま先を見ることができず前を向いたままでした、、。
ピアノの演奏も練習時の方が上手く弾けていたかなと思います。途中、緊張からかテンポが速くなったり遅くなったりしていました。
練習では凄く上手く弾けていたので残念です。
普段は1人で練習していたので、本番で先生と連弾することに少し緊張してしまったのかもしれません。
でも練習の甲斐あって最後まで弾き切ることができました。絶対無理だろうと思っていた4ヶ月前とはほんと別人でした。毎日努力してきた成果です。
休憩を挟み
続いて歌の披露です。こちらの方が正直心配していましたが、思った以上にしっかりとした声で歌い始め、驚きました。
今日も朝何度も練習しましたが一番声が出てたように思います。
今回の選曲「雪だるまつくろう」はなかなか難しい曲でしたが、娘なりに頑張って歌い切りました。
少しにやける場面もありましたが、最後まで堂々と歌い切った姿を見て、頼もしく感じました。私にはとてもできないことなので、娘の成長が本当に嬉しく思いました。
9ヶ月の次女
次女は前半戦は大人しく、またお昼寝していたので手は掛かりませんでした。
ただ昼寝から覚めると奇声をあげたしましたので慌てて退避。終了までずっと外で抱っこしてました。
シャイな長女とは正反対で次女は活発そのもの。また力も強く個人的にはパリ五輪の興奮冷めやらぬ中、柔道やレスリングとかやらせてみたいと考えております。
来年に向けて
来年も、娘には引き続きピアノを楽しんでほしいと思います。今年は初めての発表会ということで、緊張や不安も多かったと思いますが、来年はさらに自信を持って演奏に臨めるように、日々の練習をサポートしていきます。
(と言っても私全く弾けないですが、、)。
今回発表会見てやはり年齢を重ねるにつれてどんどん上手くなってくなぁと感じました。娘も特にディズニー関係や自分の知っている曲を弾いているお兄ちゃんやお姉ちゃんに刺激を受けた様ですので、もっと練習を重ねて自分の弾きたい曲を弾ける様にチャレンジしてもらえたらと思います。